海で行う ちょっとユーモラスな神事 材木座 潮神楽

毎年1月11日に鎌倉市の材木座海岸で奉納される「潮神楽」。
これは豊漁と安全を祈願して行われるもので、海に向かって山海の幸が供えられた祭壇が作られます。
20140111-20140111-DSC05292法被がとてもかっこいい♪20140111-20140111-DSC05350 神職が邪気を払う弓矢を四方に放つんです。 最後に祭壇にも矢を向けるんだけれども、これは放たないんです。
なんでだろと思ったら、祭壇には「厄はない」という意味があるようで。20140111-20140111-DSC05362-2 そして、赤い面の天狗と黒い面の山の神「毛止幾(もどき)」が舞いながら、見物人に縁起物のミカンをまくんです。

これは天狗の舞をもどきが邪魔をするという設定なっていて、この動きがとてもユーモラスで面白いんです。楽しいし、ミカンはもらえるし、海好きさんは、お正月の海開きとしてぜひ一度訪れてみてくださいね。