豊島屋洋菓子舗『置石』は、鳩サブレーの豊島屋が若宮大路の二の鳥居脇に出した、洋菓子店です。初代が「鳩サブレー」を創りだすきっかけになったのが、異人さんからいただいた大きなビスケットだったと言います。その後、明治生まれの「鳩サブレー」は 「和」の心を持った和菓子として多くのファンに親しまれてきました。今回は、心新たに「洋」を学び直し、お客様の期待に応えることの出来るようなお店を と、真摯な気持ちで「豊島屋洋菓子舗」を開店するに至ったそうです。
1Fの洋菓子店舗は、真っ白なパティストリー。
ショーケースの中は定番のものから、季節のケーキまで、繊細なケーキがずらり。
おみやげに最適なカップケーキは4個入りで700円から
店舗の入り口には、食べ歩きに最適な、置石ソフトとパンソフト♪ 置石ソフトは、バニラにチョコチップクッキーを混ぜ込んだ濃厚な味です。パンソフトは1日20個限定!早いもの勝ちですね♪
2Fの明るいカフェは、二の鳥居と段蔓を見下ろす絶好のロケーション!
段蔓の桜が咲き揃うころには、桜を見下ろしながらお茶をいただける素敵な場所になりそうですね♪
1階の店舗のケーキとお茶をここでいただくことができます。こちらは季節のモンブラン。繊細なフリルが可愛くて、食べるのがもったいないくらいです。
「置石(おきいし)」の名の由来は、洋菓子店の店名として少し珍しい印象ですが、歴史を紐解くと、「段葛」の左右の町は、古くは「置石(おきいし)」と呼ばれてい たのだそうです。。その由来は、石を積み重ねた置石道であった「段葛」を差すものであったという説と、かつてこの辺りは踏めば足が潜ってしまう程の湿地帯だったため、大きな石 を飛び石のように置いて渡ったからという説とがあるそうです。そんな鎌倉の先人達の思いを込め、鎌倉を訪れた方々の「置石」になれるようにと名付けた店名 とのこと。いかにも豊島屋さんらしい、おもてなしの心に溢れた名前ですね。 店舗を出たところには、飛び石のように置石がデザインされているのもしゃれていますね。
豊島屋洋菓子舗 置石
神奈川県鎌倉市小町2-15-5
0467-22-8102
営業時間:10:30~18:30
定休日 :水曜日
鳩サブレーの豊島屋洋菓子舗 鎌倉 置石

神奈川県鎌倉市小町2-15-5