クレーターが浮き出て見える月の写真、一眼レフを手にしたら一度は撮ってみたいですよね♪
難しそうですが、以下のポイントを守れば意外と簡単! 最近の高感度でも高画質で撮れるカメラなら、手持ちでも充分撮れますよ。
*撮影のポイント*
満月は意外と明るいので手持ちで撮れます。暗いときには三脚を用意してください。
①レンズは200ミリ以上の望遠を用意する。ズームレンズでOK。あればテレコンをつければさらに大きく撮れます。
②M(マニュアル)モードでISO 400~800くらい 絞りはF8くらい シャッタースピードの速さで明るさを調節します。フラッシュはOFF!
③しっかり月にピントを合わせてシャッターを切ります。写真のシャッタースピードは1/500です。シャッタースピードが遅いと月も真っ白になって夜空もグレーになってしまうので注意。1/250~1/800 くらいを目安に、何度も撮ってみましょう。
④ホワイトバランスをオートにすると白っぽい月に、太陽光にすると黄色っぽい月になるので、好みの色にしてみましょう。
⑤ここがポイント!パソコンに取り込んだら、月が大きく見えるようにトリミングをします。どんなに望遠レンズでも、こんな大きさには撮れませんからね。
満月を一枚撮ったら、フォトショップを使って好きな風景と組み合わせたこんな遊びもできますよ♪
スーパームーンごっこ 工場夜景と月
スーパームーンごっこ シーキャンドルと月
やり方は簡単!フォトショップエレメンツ 編集→ エキスパート
①満月の画像と重ねたい画像のファイルを2枚開いておきます。ポイントは、画像の大きさをそろえること。この画像は縦100㎜×横150㎜300ppi にそろえてトリミングしました。
この画像に、下欄右側の満月の写真をドラッグして重ねます。右側のレイヤーを見ると、シーキャンドルの後ろに、満月の写真が重なっているのがわかりますね。
そして、レイヤーの 「通常 ▼」 となっているところを、▼を押して、「比較(明)」に切り替えると、あら不思議!比較明暗合成という加工で、
満月とシーキャンドルの合成写真の出来上がりです。カメラで撮るときは多重露出という撮影方法ですが、撮ったあとでもこんな合成をすることができるんですよ♪
この方法は、花火撮影やホタルの撮影でも使っています。多いときには30枚以上の画像を重ねることもあるんですよ。
楽しいので、フォトショップをもっている方は是非ためしてみてくださいね♪
満月を撮ってみませんか?
