大磯町の北浜で行われた「左義長」を見にいってきました。
海岸には、飾り物やダルマなどがくくり付けられた、サイトと呼ばれる藁の山が、10基ほど立ち並びます。これがホントに大きくてビックリします! 街の神社のどんど焼きとは規模が違います。藁の山は高さは10メートルにもなるんだとか。
18時に火がつけられると、まずは煙が立ちのぼり・・・・
紅蓮の炎がが夜空を焦がします。
勇壮で大迫力。火の粉が舞い散ります。 熱い! 離れていても焼けるような熱さを直に受けます!
サイトの周囲には、竹の先にお団子をつけて焼く人が集まります。 これを食べると風邪をひかないんだとか。
準備のいい人は、きちんとお団子にアルミホイルを巻いています。そうしないと、火の勢いが強すぎて、お団子が丸焦げになってしまうからなんですね。けっこう、丸焦げのお団子見ました♪ でも、いやいや、アルミで包んじゃダメ、直火で焙るからご利益があるのという方もいて、これはお好みでですね。
左義長のもう一つの目玉は、「ヤンナゴッコ」という行事。
これは、褌一丁の若い衆が海に入り、浜と海で藁でできた仮宮のソリが付いた綱を引きあうもので、綱引きは最終的に必ず浜側が勝つ事になっていて、海の若い衆は仮宮を追いかけ浜にあがり、仮宮を踏み潰します。
そして、ソリに飛び乗って、そのままサイトまで引っ張っていかれるんです。
仮宮を火の中にうりゃーっとぶち込んだりと、大盛り上がりでした。
●大磯の左義長 2015
・開催日 平成27年1月11日(日曜日) *荒天時は12日(月・祝)に延期
・火入れ時刻 18時30分ごろ(予定)
・場所 大磯北浜海岸
紅蓮の炎が夜空を焦がす 大磯左義長
