夜光虫を見たことがありますか? 波が打ち寄せると、真っ暗な海に幻想的に浮かび上がるネオンライトのような青い光。小石を投げ込むとパッと青く光ることもあります。
夜光虫の正体は、実は赤潮の原因となる海洋性プランクトンで、直径1~2㎜のノクチルカという渦鞭毛藻類の一種なんです。(三重県水産研究所HPより)
関東では6月から8月にかけて、ぐーーっと気温が上がってくると
湘南でもあちこちの海岸で海を毒々しく赤く染める赤潮が発生します。海岸沿いに住んでいる人は独特の生臭い匂いで赤潮の発生を知ることがあるそうです。
そしてその赤潮が、夜になるとこの幻想的な夜光虫として観察することができるのです。
なぎさ日和でも過去観察できたのが、鎌倉の七里ガ浜、葉山の長者ヶ崎、逗子の小坪など、湾になった海岸の波打ち際で多く観察することができました。
赤潮発生状況は、東京都環境局のこちらのページ→☆で知ることができますので、赤潮が出た!と情報があったら夜の海を見に行ってみてはいかがでしょうか?
昼間の赤潮からは考えられないくらい幻想的な真夏の世の夢を、まのあたりにすることができますよ。
夏の夜の夢 夜光虫
