数寄屋造りから見る紅葉が美しすぎる 小田原松永記念館

神奈川の穴場的紅葉の名所、小田原市にある松永記念館に紅葉を見にいってきました。
20161128-bzmg1270 松永記念館は、戦前・戦後を通じて活躍した実業家、松永安左ヱ門が、昭和21年に小田原へ居住してから収集した古美術品を一般公開するために、自宅の敷地内に建設した施設で、昭和54年に敷地と建物が小田原市に寄付され、無料で公開されています。現在の9電力体制を作り日本の電力事業に貢献した松永は、電力王、電力の鬼とも呼ばれましたが、数寄茶人としても高名で、号を耳庵(じあん)と称し、晩年を過ごした邸宅は、「老欅荘(ろうきょそう)」と名付けられました。老欅荘は、数奇屋建築の意匠が随所に見られる名建築で、内部も開放されています。
20161128-img_4894 敷地奥にある老欅荘に行くには、まずはシンボルツリーの欅がお出迎え。
20161128-avjb9854 荘のある上を見上げるとすでに紅葉が燃えてました。
20161128-pkmp3334 20161128-vbak1305 まず、目に入るのが、この土塀。瓦がアクセントになって、いい味だしています。塀の高さも計算されたもので、外からは覗けず、中からは外の眺めを邪魔しない高さなんだとか。さすがです。
20161128-bjkt9618 20161128-lywo0056 20161128-pgjh8788 20161128-tivs0123 20161128-ibvm6767 中に入る前にまずはお庭から。屋根に落ちる葉の数さえ計算されたかと思うほど、どこを切り取っても絵になります♪
20161128-wpvx8724 そして、中へ。頼めば、係りの方から説明を受けることもできます。非常に凝ったしつらえなので、ここはぜひ解説付きのほうがより、意匠を楽しめると思います。
射しこむ光が美しい〜♪
20161128-img_4898 丸窓ではなく、変形に切り取られた窓。これは茶釜ではなく、平安時代に女性がかぶった市女笠(いちめがさ)をかたどったもの。
20161128-oagq2907 20161128-img_4895 まるで京都の瑠璃光院のようと言ったらちょっと言い過ぎですかね・・・・
今日はこの景色を独り占め。昨年に比べると、今年は色づきがイマイチですが、それでもこの美しさ。そして、それは松永がすべて計算したもの。松永の美意識を感じながら、時を忘れて見惚れてしまいました。
ここの紅葉の見頃は12月上旬。外から眺めるも良し。中から眺めるも良しです。平日なら、空いているので、誰にも邪魔されずにゆっくりと紅葉を楽しむことができますよ。
●松永記念館
・住所 小田原市板橋941-1
・電話 0465-22-3635
・休み 年末年始(12月28日~1月3日)/施設、収蔵品等殺虫燻蒸作業時(3月頃)
・開館時間 9時~17時
・駐車場 無料(20台)
・入館料 無料