散りゆく桜を惜しむことなかれ・・・ 鎌倉 光則寺の海棠

関東では春の嵐であっという間に見頃を過ぎてしまった桜ですが、『ポスト桜』にこんなに可愛い花があることをご存知ですか?
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その名も海棠(かいどう)ぷちぷちとした愛らしい、ピンクのつぼみが乙女チックなこの花、
20150330-DSC_348820150330-DSC_3480名前の由来は、中国名の海棠をそのままとったもの。 中国では、唐の玄宗皇帝が酔って眠る楊貴妃を海棠に喩えたように、美人の形容に使われる花木として有名です。
20150330-DSC_3485光則寺は、日蓮上人とともに捕らえられた弟子の日朗が、宿谷光則邸の土牢に幽閉されたお寺です。海棠が有名な花寺としては、ここ光則寺と大町の妙本寺があります。
5ef9a578535c349ab06061c67c957e5c20150330-DSC_3500花の寺としても有名で、この日咲いていたのは、ミツマタ。不思議な形のつぼみから、黄色いぽわぽわとした花が開きます。20150330-DSC_3502散り行く桜をおしみながら、鎌倉の花の寺をめぐるのもうららかな春の楽しみのひとつですね。
・鎌倉市長谷
・長谷駅(江ノ電)徒歩10分
・TEL 0467-22-2077
・拝観料 100円
・拝観時間 7:30~日没まで
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