ネタバレちょっと注意です♪ 映画を見た人だけご覧くださいね。
観客動員数150万人を突破した、新海誠監督の大ヒットアニメ映画『君の名は・・』
その魅力のひとつとして、新海監督の日本古来の神話やギリシャ神話、オカルトなどの多方面への造詣の深さが語られていますが、なぎさ日和で注目したのは、映画のキービジュアルとしてポスターにも使用されているここ、四谷の須賀神社です。
映画の中で須賀神社が登場するシーンは、主人公の瀧と三葉が奇跡の再会するかなり重要なポイントです。
惜別のラストが多い新海作品の中では珍しいこの再会は、ファンの間では不満を唱える方も多いようですが、実はこの場所が『須賀神社』であるということがポイントなのです。
須賀神社の主祭神である須佐之男命(すさのおのみこと)は、出雲の国で水を支配する八岐の大蛇を退治し、その時救い出した櫛稲田姫(くしいなだひめ)と結婚して、新婚生活を送ったのが須賀神社と言われています。社名の須賀とは、須佐之男命が出雲の国の簸の川上に八俣の大蛇を討ち平らげ拾い「吾れ此の地に来たりて心須賀、須賀し」と宣り給いて、宮居を占め給いし故事 に基づき名付けられた名称だそうです。
四谷在住だった新海監督が、キービジュアルとして須佐之男命と櫛稲田姫の愛の巣である須賀神社を選んだことが、二人の再会のラストにつながったのかもしれませんね。
東京都新宿区須賀町5番地
東京都新宿区須賀町5番地
君の名は・・ 聖地の由来 そうだったのか須賀神社!
