大磯の住宅街の中にぽつんとある古民家。のぞいてみると素敵な世界がひろがっていました。
活版印刷は「活字」と呼ばれる鉛で出来た文字を一つずつ拾い組み合わせ、ハンコの原理で凸面にインキをのせて刷る印刷技術です。
1970年代後半からタイプ、写植、ワープロの出現、現代ではPCと活字に代わるものの登場により、絶滅に瀕していた活版印刷ですが、最近では印刷する時に 出来る独特の凹凸感がクリエイターに見直されて、一味違うおしゃれな印刷物を望む人に広がりをみせています。
印刷物や名刺などだけではなく、おしゃれな雑貨にも独特な凹凸と微妙なズレが、プリントにはない味が生かされているんですね。
この小さな活字をひとつずつ拾って並べていく気の遠くなるような作業が、昔の印刷技術には欠かせなかったんですね。
つきやまは、大磯市の参加作家の常設店として立ち上がったスペースで、店内には常時28人の作家さんのおしゃれな雑貨が所狭しとならんでおり、「大磯活版発信室」もそのひとつです。
中庭には貸しギャラリー「ギャラリーお風呂場」もあって、様々な作家さんの展示を見ることもできますよ。駅から2分のロケーションなので人気がありそうですね。
つきやま Arts & Crafts
〒255-0003 神奈川県中郡大磯町大磯1156 つきやま
✉️ info.tsukiyama@gmail.com
神奈川県中郡大磯町大磯1156