毎年、11月3日の文化の日に開催される「入間航空祭」 会場となる航空自衛隊入間基地は、西武池袋線「稲荷山公園駅」から徒歩1分とアクセスが良いため、2014年は29万人、2013年には自衛隊を舞台にしたドラマ「空飛ぶ広報室」が放映された影響もあり32万人と、ものすごい数の人が押し寄せるビッグイベント。
その人数に「入間」ではなく「人間」航空祭と揶揄されることも。
航空祭は、普段なかなか見ることができない戦闘機やヘリコプターなどの展示や、落下傘降下など見どころ満載ですが、なんといっても人気なのが、「ブルーインパルス」の展示飛行。これが終わるとほとんどの人が帰ってしまいます。
メイン会場となる飛行場地区は、人の海。ちょっと壮観な光景です。これにひるんではいけません。
プログラムには、ブルーインパルスのスタートは13時05分と記載されていますが、整備や最終の点検などがあり、実際飛び立つのは13時30分頃。離陸すると、一気に会場のボルテージがあがります!
このスモークがたまらないんですよね!
どれだけGがかかっても、編隊は一糸乱れませんのはさすが! この間隔、5メートルほど。最高で1メートルになるときもあるのだとか。もう神業です。
5機がループを描きながら、広めの隊形を密集隊形へと徐々に変化させていく『ワイド・トゥー・デルタ・ループ』
一番沸いたのが、これ! 2機が半円状に飛んでいくと・・・・・
大空にハートが出現。
そこに天使が放った矢がズキュン♪ ねっ? ちゃんと突き刺さってるでしょ? これが、『バーティカルキューピッド』
そして、ハートと同じくらい人気だったのが、これ。5機が飛んできて・・・・
大空に星を描く『スタークロス』! 会場は大歓声に包まれました!
最後、戻ってきたブルーインパルスに手を振ることも忘れずに。ちゃんと、ふり返してくれますよ!
大人も子供も、誰をも魅了するブルーインパルスのアクロバット飛行。見られるのは、各地の航空祭がメインになりますが、やっぱり、アクセスが格段に良いのが入間基地。
人であふれかえる入間航空祭をなるべくスムーズにみるための攻略方法を列記しておきますね。
・正門側から入ると、踏切がものすごく混む
→基地内に西武池袋線が通っており、当日は臨時列車もバンバンくるので、なかなか踏切があきません。そのため、大渋滞がおこります。
可能なら北門か特設門から入ると、飛行場地区へ早くいけます。
・飛行場地区への入口は何本もあるが、一番真ん中のメインストリートは混む。
→なので、移動する際は、そこを避けたほうが賢明。ぜんぜん、混み方が違います。
・飛行場地区は、人の海だが、見た目より、何気にスペースがある。
→気合いいれて、開門から行かなくても、11時くらいに入れば、ぜんぜん、飛行場地区で見ることができます。
・飲食系の出店は混む
→並ぶのも大変なので、飲み物、食べ物を持参したほうがよいでしょう。
・車で来られる方
→入間周辺のコインパーキングは早朝から満車になります。ならば近くのスーパーに停めてと考える方もいるかと思いますが、スーパーの駐車場も同じことを考える車で大渋滞をおこしています。3-4キロ歩く覚悟をもって基地の近くは諦め、離れた駐車場を最初から狙ったほうがよいでしょう。
●入間基地 航空祭
・開催日 毎年11月3日
・開催時間 9時~15時
・入場料:無料
[http://www.mod.go.jp/asdf/iruma/index.html]
こうすれば少しはスムーズに見られるかも? ブルーインパルスで大人気の入間航空祭攻略方法
