十三夜とは、中秋の名月の十五夜から約1か月後に巡ってくる旧暦9月13日のお月見のこと。「中秋の名月」後なので、「後(のち)の月」と言われたり、十三夜には、栗や枝豆を供えることから「栗名月(くりめいげつ)」「豆名月(まめめいげつ)」ともいわれたりしています。
2015年は、中秋の名月が9月27日、そして、この十三夜が10月25日になります。十三夜の月は、十五夜に次いで美しいものとされ、昔から大切にされていました。十五夜か十三夜のどちらかしか、お月見しないことを「片見月」と呼び、縁起が悪いとして忌み嫌われています。そして、お供えする団子の数も十五夜なら15個ですが、十三夜なら13個になります。
「十三夜に曇り無し」という言葉がありますし、25日の夜は、お団子を作り、柔らかな月のあかりの下、秋の夜を楽しんでみてはいかがでしょう?
10月25日は、もう一つの名月『十三夜』
